テレビでに出演される「伝説の家政婦」志麻さん。
机に並べた食材を見て,次々に料理を作られる。
調理に無駄がない。
次々と作られるすべての料理が絶品。
その場にある教材・教具を見て,授業を組み立てる。
その授業で子供が熱中する。
1日6時間授業をして,子供を十分楽しませて17時には退庁する。
スマートでかっこいい。
教師もこうありたいものです。
1 体育の授業
小学校3年生,4年生で行う小型ハードル走の授業映像を視聴しました。
何か音楽が聞こえます。
授業者の先生に聞くと,
「音楽をかけながら行うと,子供たちもリズムにのって取り組めるのでおすすめです。」
とのことでした。子供たちも楽しそうにしていました。
しかし,ただ音楽を流しているのではありませんでした。
音楽のかけ方に,私が思いつかないような工夫がありました。
この工夫をすれば,教師は授業中フリーになります。
映像では,授業者は子供の様子をみるために様々な角度から子供たちを見ていました。
さらに,子供たちが何度挑戦しても飽きないようされていました。
さらにさらに,教師が何も言わなくても記録が向上していく楽しさが見えるように工夫がしてありました。
2 授業の導入でのしかけ
時間をかけてしっかりと教材研究をしなさいと先輩の先生から教えてもらいます。
本当でしょうか。
時間をかけて用意したのだけれども,こちらが思う反応が得られなかった経験はありませんか。
教師とやり取りをすればするほど,沈滞ムードになってしまう。
これは,少しやり方を変えるだけで随分と変わった展開になります。
どのように変えるか。
「教材を提示したら,まず児童に○○させる。」
です。
〇〇させることで,児童が教材をどのように捉えているのかがわかります。
児童の捉えが分かれば,教師が児童の実態にあわせて展開を考える時間ができます。
よって,授業がダイナミックになります。
お待ちしています!
授業は,一朝一夕に上手くなるものではありません。
しかし,その練習はきついものではありません。
楽しく知的に取り組んでいきたいものです。
ぜひ一緒に学びましょう。
いつでもお待ちしております。